写真展「たましひ」2018年7月 ギャラリー犬養(札幌)

 

■Statement

【魂・たましひ】 生物の肉体に宿り、心の働きをつかさどると考えられているもの。こころ。精神。

「たましひ」は目に見えない。しかし、その存在を無視し続けると、心や体を壊してしまうように思う。

「たましひ」とは一体何なのか。

「たましひ」とは、自分自身が心で感じ、考察することでしか、その存在を掴みきれないものなのだと私は考えている。

心躍る瞬間には私の「たましひ」が喜んでいるように感じられる。

痛みを感じる時には「たましひ」がその存在に気づかせてくれる。「痛い」という言葉は「ここに居たい!」と魂が叫んでいるのだよと教えてくれた人もいた。写真を撮りたいと強烈に感じる瞬間や作品を作りたいという衝動は、私は私の「たましひ」に突き動かされているように感じられる。自分の作ったものが腑に落ちた時は「たましひ」も納得しているかのようだ。「たましひ」の震える瞬間はいつも、負の感情を伴ったとしても「たましひ」への愛おしさを感じずにいられない。

本展示は、私の「たましひ」に関する考察です。作品を通して、皆様の「たましひ」に、ほんの僅かでも響くことがありましたら幸いです。